先日、メルカリで格安入手したエピフォンのハムバッカー、57CHとHOTCH。
早速YAMAHA RS420に載せ替えたわけだが、オリジナルのほうがなんだかしっくりくる。
以前SGに載ってた時は、パワー、抜け感ともそこそこ気に入ってたんだけど、どうにも中途半端な印象に聞こえる。ボディとの相性もありそう。
さてどうしたものかと徒労感満載でネットをさまよい、どうやらマグネットとワイヤーを変えると格段に音質が向上するとの情報にたどり着く。
アルニコ2を2枚とメッシュワイヤーを入手しても、合計で3000円足らずと許容範囲内の金額。
脳が判断するよりも早く音屋さんでポチっておりました。
さて、パーツが届くやいなや改造開始。
まずは、ハムバッカーの分解だが、カバーの半田を除去するのが一苦労。
なんとか、カバーを外したら、マグネットがいきなり登場。アセテートテープをはがす必要もなく、コイルも露出しないので、断線の心配もなく簡単に交換ができるのはありがたい。
ゴトー製だと、マグネットを外すのにもうひと手間かかるらしい。さすが国産。無駄に丁寧なつくり。
マグネット交換は方向さえ間違わなければ簡単なので後に回して、先にワイヤー交換。
元のワイヤーを少し残して、途中で中継する形でつなぎ半田付け。接続部分に絶縁テープ巻いて、無事完了。
マグネットも載せ替えて、バックカバーとフロントカバーを合わせてねじ止めするのだが、この時ワイヤーの接続部分をなるべく端っこに寄せてやる。カバーの間でぺっしゃんこみたいに挟まってしまうと、音が出なかったりするので、これ重要。
最後にカバーを半田付けし、再装着。
音を出してみると、なんだかモコモコ。抜けねえなあ。うーむ失敗したかな。
ピグノーズだとさらにモコモコ倍増。ま、ジャズにはいいか。
あきらめきれず、ダメもとでスムーステーパーをボリュームポットに装着。
再度音出し。
今度はばっちり抜けますがな。スムーステーパーはボリューム絞らなくても効果があるとは知らなんだ。
もしかしてボリュームポットが壊れてたりして。アルファ製だけど大丈夫だろうか。
抜けもパワーも満足だし、とりあえず結果オーライということでこれで作業完了。
最悪、コンデンサも替える心づもりでいたが、その必要はなさそう。
ギブソンの57Classicには及ばずとも、なんか気持ちよく弾けるようになったのでめでたしめでたし。
ちなみにピックアップを何度も載せ替える作業を繰り返したことで、3ウェイセレクターがお亡くなりになりました。アルファ製の同タイプに交換して、ようやく一段落。しばらく開腹手術は避けたいですなあ。