知らぬ間にWeb版ExcelにOfficeスクリプトなるものが追加されていたようで、概要を眺めてみますと、TypeScriptがベースなんですね。
TypeScriptってマイクロソフトが開発した「型定義できるJavaScript」で、JavaScriptの上位互換なんだそうです。なんでも独自拡張したがる会社ですな。これでVBAの忌まわしきRedim地獄から解放されるのか?
VBAで書いたのを「えいやっ」とOfficeスクリプトに変換して、オンプレミスのExcelをまんまクラウドで使えるようにできると楽でええなあ~と妄想しましたが、そんなんできまへん。がっかり。
AccessのWeb版もありませんし、Excelでしか使えないスクリプトなら、Googleスプレッドシートでいいのではないでしょうか。あちらはJavaScriptですし、そこそこ軽快に動いてくれるし、開発予算の少ない中小規模の企業では十分な気がします。
余談ですが、Accessの代わりだとKintoneがありますけど、あれは痒い所に手が届きませんねえ。
Cybozuよりは融通利きますが、Access + VBAぐらいの柔軟性がほしいところ。
ローコード・ノーコードで要望をかなえられる日はまだまだ遠い。